村上春樹の短編を英語で読む1979〜2011 : but writing about them in Japanese
著者
書誌事項
村上春樹の短編を英語で読む1979〜2011 : but writing about them in Japanese
講談社, 2011.8
- タイトル別名
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Haruki Murakami short stories 1979〜2011
村上春樹の短編を英語で読む : 1979〜2011
- タイトル読み
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ムラカミ ハルキ ノ タンペン オ エイゴ デ ヨム 1979〜2011 : but writing about them in Japanese
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注記
村上春樹短編リスト(1979-2011、単行本および『全作品』収録分): p68-71
内容説明・目次
内容説明
英訳された「短編」を徹底的に読み込むことによって、初めて見えてきた、小説家としての村上春樹の「闘い」。現代文学のトップランナーの核に迫る、決定版「村上春樹」論。
目次
- 序 「井戸」の消滅—『ねじまき鳥クロニクル』から『1Q84』へ
- 第1部 初期 物語と無謀な姿勢(最初の選択—「言葉」か「物語」か;「無謀な姿勢」はどこから来るか—「中国行きのスロウ・ボート」;観念と初心—「貧乏な叔母さんの話」;「耳をすませる」こと—「ニューヨーク炭鉱の悲劇」)
- 第2部 前期 喪失とマクシムの崩壊(卑小な「空白」—「午後の最後の芝生」;強奪と交換—「パン屋再襲撃」;「ないこと」があること、「ないこと」がないこと—「象の消滅」;マクシムの崩壊—「ファミリー・アフェア」)
- 第3部 中期 孤立と危機(女性という表象—「レーダーホーゼン」;これ以上はあげられないくらいの大きな悲鳴をあげること—「眠り」;村上春樹、底を打つ。—「沈黙」と「七番目の男」)
- 第4部 後期 回復と広がり(マニフェストと小さな他者—「めくらやなぎと、眠る女」;わかりにくさと、戦後の思想—「かえるくん、東京を救う」;自分への旅—「品川猿」)
「BOOKデータベース」 より