官僚制批判の論理と心理 : デモクラシーの友と敵
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官僚制批判の論理と心理 : デモクラシーの友と敵
(中公新書, 2128)
中央公論新社, 2011.9
- タイトル読み
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カンリョウセイ ヒハン ノ ロンリ ト シンリ : デモクラシー ノ トモ ト テキ
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注記
文献案内: p[159]-178
内容説明・目次
内容説明
多くの人が福祉社会を志向しているにもかかわらず、それを支えるはずの行政への不信が蔓延している。本書では、目まぐるしく変わる政治状況を横目に見ながら、官僚制批判のさまざまな連関が辿られていく。トクヴィル、カフカ、ハーバーマス、シュミット、アーレントら幅広い論者が呼び出され、ウェーバーの官僚制論が現在との関連で検討される。官僚制と戦う強いリーダーが待望される現実と対峙する鋭利な政治思想史。
目次
- 第1章 リヴァイアサンとロマン主義(概念の成立の遅さ;オイコスと近代 ほか)
- 第2章 デモクラシーと官僚制(ウェーバーの時代;ロベルト・ミヘルスとデモクラシーの逆説 ほか)
- 第3章 「正当性の危機」から新自由主義へ(ルソーとウェーバー;官僚制の正当性 ほか)
- 第4章 「鉄の檻」以後のカリスマの問題(近代の時代診断とカリスマへの期待;日本官僚制論の構図 ほか)
- 第5章 読み直されるウェーバーの官僚制論(グローバル化のなかで;比較類型論の復権 ほか)
「BOOKデータベース」 より