芭蕉最後の一句 : 生命の流れに還る
著者
書誌事項
芭蕉最後の一句 : 生命の流れに還る
(筑摩選書, 0025)
筑摩書房, 2011.9
- タイトル別名
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芭蕉最後の一句 : 生命の流れに還る
最後の一句 : 芭蕉
- タイトル読み
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バショウ サイゴ ノ イック : イノチ ノ ナガレ ニ カエル
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注記
松尾芭蕉年譜: p298-302
主要参考文献: p303-309
内容説明・目次
内容説明
旅に病んで夢は枯野をかけめぐる—松尾芭蕉、最後の句として知られる死の四日前深夜の「病中吟」である。日々旅にして旅を栖とした俳聖の、最期のイメージに相応しい。けれども実はその翌朝、弟子二人を枕頭に呼び「清滝や波に散り込む青松葉」を遺している。「改作」というのだが、これこそが辞世の句である。「不易流行」「軽み」そして最後の一句へと、境涯深まる芭蕉最晩年の五年半に焦点を当て、その実像に迫る。
目次
- 第1章 「芭蕉」の誕生—旅と庵住
- 第2章 「おくのほそ道」の旅の実際
- 第3章 「不易流行」—俳諧の古典へ
- 第4章 芭蕉庵での晩年の生活
- 第5章 作品『おくのほそ道』の誕生
- 第6章 芭蕉、最後の一句
「BOOKデータベース」 より