アラブ革命はなぜ起きたか : デモグラフィーとデモクラシー

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アラブ革命はなぜ起きたか : デモグラフィーとデモクラシー

エマニュエル・トッド著 ; 石崎晴己訳・解説

藤原書店, 2011.9

タイトル別名

Allah n'y est pour rien! : sur les révolutions arabes et quelques autres

タイトル読み

アラブ カクメイ ワ ナゼ オキタカ : デモグラフィー ト デモクラシー

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内容説明・目次

内容説明

9・11以降、喧伝されてきた「イスラームvs西洋近代」という虚像を覆す!ソ連崩壊、米国衰退を予言したトッドは、「イスラームと近代は相容れない」という欧米の通念に抗し、識字率・出生率・内婚率など人口動態(デモグラフィー)からアラブ革命の根底にあったイスラーム圏で着実に進む近代化・民主化の動きを捉えていた。

目次

  • アラブ革命は予見可能だったか?
  • 識字率・出生率と民主化
  • 誤解されているイラン革命と現体制
  • イスラーム圏の内婚制と近代化
  • トッドの手法—歴史家か、人口統計学者か、予言者か?
  • アラブ圏の民主化とフランス
  • 宗教は関与していない
  • 老化という西欧の危機
  • 中国とロシアの民主化
  • ドイツ—昨日はナチス、今日はエゴイスト
  • 「民主化」「進歩」とは何か?—人類学的要員と外的要因
  • 人口動態から見たアラブ革命

「BOOKデータベース」 より

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