書誌事項

植民地共和国フランス

N. バンセル, P. ブランシャール, F. ヴェルジェス [著] ; 平野千果子, 菊池恵介訳

岩波書店, 2011.9

タイトル別名

La république coloniale : essai sur une utopie

フランス : 植民地共和国

タイトル読み

ショクミンチ キョウワコク フランス

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注記

原著「La république coloniale : essai sur une utopie」(Albin Michel, 2003)の全訳

参考文献: 巻末p9-18

索引: 巻末p1-7

内容説明・目次

内容説明

「自由・平等・友愛」の理念を掲げるフランスが、巨大な植民地帝国を築いたのはなぜか。植民地支配の過去に対して、なぜ多くのフランス人は無関心でいるのだろうか。共和主義と植民地主義とが複雑に絡み合う歴史を、「文明化の使命」、人種主義とナショナリズム、記憶と表象などの観点から検証し、歴史研究・歴史認識の革新を訴える。

目次

  • 第1章 植民地共和国(憤りと悔恨について;歴史の危機 ほか)
  • 第2章 「植民地国民la nation coloniale」なるものの起源へ(西洋文化のなかの帝国;ここでは自由・平等・友愛、あちらでは ほか)
  • 第3章 文明化の使命の権利と義務(野蛮人の文明化;束縛と隷従 ほか)
  • 第4章 共和国の人種と国民(人種概念の知的起源;人種と植民地化 ほか)
  • 第5章 植民地共和国の遺産(植民地的なるものの過去と現在;アルジェリアという例外—それが隠蔽するもの ほか)

「BOOKデータベース」 より

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