監視スタディーズ : 「見ること」「見られること」の社会理論
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書誌事項
監視スタディーズ : 「見ること」「見られること」の社会理論
岩波書店, 2011.9
- タイトル別名
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Surveillance studies : an overview
監視スタディーズ : 見ること見られることの社会理論
- タイトル読み
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カンシ スタディーズ : 「ミル コト」「ミラレル コト」ノ シャカイ リロン
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注記
原著 (Polity, 2007) の翻訳
索引: 巻末p2-5
参考文献: 巻末p6-21
内容説明・目次
内容説明
人々がさまざまな個人データをもとに振り分けられ、統治される現代社会。ますます発達し、増殖するデジタル社会の監視と管理のシステムは、自由や平等をどのように侵食しているのか。そして、そもそも人間にとって「見ること」「見られること」の意味とは何なのか。本書は、多様な知のネットワークと今日まで蓄積されてきた知見をいかにして現代における監視を理論的・歴史的に深く掘り下げ、批判的に問い直す新たな学問世界、「監視スタディーズ」へと読者を誘う。
目次
- 第1部 視点(見張られている今日の世界—監視の定義と座標軸;広がる監視の場—軍事、行政、労働、治安、消費の五領域;監視を説明する—理論はどう発達してきたか)
- 第2部 視覚(情報、識別、目録—前近代、近代、ポスト近代の監視形態;セキュリティ、疑い、社会的振り分け—都市で先鋭化する監視;身体、境界、生体認証—グローバル化する監視)
- 第3部 可視性(監視、可視性、大衆文化—監視体験はどう表現されてきたか;監視をめぐる闘い—多様な抵抗のかたち;データ、差別、尊厳—透明性と人格の主張)
「BOOKデータベース」 より