周作人伝 : ある知日派文人の精神史
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周作人伝 : ある知日派文人の精神史
(人と文化の探究, 7)
ミネルヴァ書房, 2011.10
- タイトル読み
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シュウ サクジン デン : アル チニチハ ブンジン ノ セイシンシ
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注記
引用・参考文献: p453-461
周作人略年譜: p465-498
内容説明・目次
内容説明
若き頃日本へ留学、東洋人のアイデンティティを模索しつつ、日本文学を愛した周作人。古代ギリシアと出会い、西欧の人文精神にもふれて、やがて中国屈指の大作家へ。後に対日協力者という苛酷な運命を背負い、時代に翻弄されながらも、彼の文学は人間と歴史への深い洞察と独特な哀感を湛え、今も多くの読者を惹きつけている。近代激動の百年を生き抜き、日本と中国とを結ぶ精神史ともいえる彼の生涯を膨大な資料を駆使して丹念に描く。著者二十五年にわたる研究の集大成。
目次
- 第1章 作家の誕生—一八八五‐一九一七(和尚転生;新台門の周家 ほか)
- 第2章 円熟と沈潜—一九一七‐一九三六(古都の風貌;紹興県館 ほか)
- 第3章 煉獄—一九三六‐一九四九(戦争前夜の「日本論」;禁書を読む ほか)
- 第4章 晩年の歳月—一九四九‐一九六七(北京へ帰る;売文家 ほか)
「BOOKデータベース」 より