ヒューム希望の懐疑主義 : ある社会科学の誕生

書誌事項

ヒューム希望の懐疑主義 : ある社会科学の誕生

坂本達哉著

慶應義塾大学出版会, 2011.10

タイトル別名

Hume's sceptical optimism : the birth of a social science

希望の懐疑主義

タイトル読み

ヒューム キボウ ノ カイギ シュギ : アル シャカイ カガク ノ タンジョウ

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注記

参考文献: 巻末p8-33

内容説明・目次

内容説明

18世紀、資本主義確立途上の時代に、神なき世界を生きる諸個人が創る、真の社会秩序を探究したヒューム。社会科学の定礎者ヒュームの思想形成を精緻に描き出す。ヒューム生誕300年。

目次

  • 序章 ヒューム社会科学の形成と展望—いまなぜヒュームか
  • 第1部 出発(ヒュームにおける社会科学の生誕;ヒュームの正義論の特質と意義—所有権論と経済論;ヒュームの人間労働観とインダストリ論)
  • 第2部 発展(スコットランド啓蒙における「学問の国」と「社交の国」;いわゆる「初期覚え書き」とヒューム経済思想の形成;ヒューム経済思想の歴史的文脈)
  • 第3部 展望(共和主義パラダイムにおける古代と近代;一八世紀文明社会と「中流身分」のアンビバレンス;日本におけるイギリス思想史研究の一特質—いわゆる「市民社会」論の伝統をめぐって)

「BOOKデータベース」 より

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