柳田国男と今和次郎 : 災害に向き合う民俗学

書誌事項

柳田国男と今和次郎 : 災害に向き合う民俗学

畑中章宏著

(平凡社新書, 615)

平凡社, 2011.11

タイトル読み

ヤナギタ クニオ ト コン ワジロウ : サイガイ ニ ムキアウ ミンゾクガク

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注記

柳田国男と今和次郎略年譜: p243-249

参考文献一覧: p250-254

内容説明・目次

内容説明

古来、日本列島をたびたび襲う地震災害に心を痛め、困窮する民を救うべく「経世済民」の思想をもって民俗学を立ち上げた柳田国男。一方、柳田から「破門された」と語る今和次郎も、関東大震災を機に考現学を創始していた—。二人の足跡から、知られざる民俗学の淵源をたどる。地震から津波、大火、飢饉まで…。災害から生まれた思想は、どう受け継がれてきたか。

目次

  • はじめに—二つの光景
  • 第1部 柳田国男—明治三陸地震と関東大震災(『遠野物語』と三陸大津波;二十五箇年後の旅;関東大震災と「町裏に住む人々」)
  • 第2部 今和次郎—民俗学から考現学・生活学へ(民家採集の旅;バラックの発見、考現学の発明;考現学以降)
  • 二つの学問

「BOOKデータベース」 より

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