視写の教育 : 「からだ」に読み書きさせる

書誌事項

視写の教育 : 「からだ」に読み書きさせる

池田久美子著

(シリーズ『大学の授業実践』, 3)

東信堂, 2011.11

タイトル別名

視写の教育 : からだに読み書きさせる

タイトル読み

シシャ ノ キョウイク : 「カラダ」ニ ヨミカキ サセル

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内容説明・目次

内容説明

よい文章を正確に書き写す。それは、学問するための基礎体力を養う。読み書き教育は“からだ”を育てることなしにはあり得ない。その意味で、体育なのである。学生は他人の文章をその通りに書き写し、一点一画、一字一字を意識する。学生に書き換える自由はない。この不自由が学生に語の異同を意識させる。学生は語の選択について闘い始める。文章の書き手との論争をするに到る。“からだ”に読み書きさせる実験授業報告。

目次

  • 序論 なぜ視写を課したのか
  • 第1章 読み書き教育は体育である
  • 第2章 “筆触”とマス目
  • 第3章 写し間違いは思考を刺激する
  • 第4章 「私ならこう書く」—学生の主張
  • 第5章 異同の意識
  • 第6章 “からだ”の鍛え方—早稲田大学「学術的文章の作成」授業と比較する
  • 補遺 「『書く』っていいなあ」

「BOOKデータベース」 より

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