イスラーム文明と国家の形成

書誌事項

イスラーム文明と国家の形成

小杉泰著

(学術選書, 054 . 諸文明の起源||ショブンメイ ノ キゲン ; 4)

京都大学学術出版会, 2011.12

タイトル別名

イスラーム : 文明と国家の形成

タイトル読み

イスラーム ブンメイ ト コッカ ノ ケイセイ

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注記

イスラーム文明への理解をさらに深めるための文献案内: p477-518

内容説明・目次

内容説明

イスラーム文明は、現代文明の重要な一翼を形成している。本書は、イスラーム「文明」の奥行きと幅広さを、7〜10世紀の初期イスラーム文明圏の形成過程に焦点を当て、その根幹をなす特質をクローズアップしつつ総合的に論じたものである。日本を代表するイスラーム研究者の一人である著者の視野は広く、アラビア語原典史資料の探究と国際的な研究の最先端を統合して、ここには日本人による新しいイスラーム学が明確に示されている。

目次

  • 第1章 イスラーム圏の地理的・空間的拡大
  • 第2章 文明的な展開
  • 第3章 文明の形—イスラーム的特質
  • 第4章 共同体と国家の形成
  • 第5章 カリフ制国家の形成と変容
  • 第6章 イスラーム化の進展
  • 第7章 アラビア語の成長と諸科学の形成
  • 第8章 イスラーム法の発展
  • 第9章 イスラームの体系化
  • 終章 その後のイスラーム文明と国家

「BOOKデータベース」 より

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