映画のなかの社会/社会のなかの映画
著者
書誌事項
映画のなかの社会/社会のなかの映画
(映画学叢書 / 加藤幹郎監修)
ミネルヴァ書房, 2011.12
- タイトル別名
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映画のなかの社会社会のなかの映画
- タイトル読み
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エイガ ノ ナカ ノ シャカイ/シャカイ ノ ナカ ノ エイガ
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注記
引用文献/映画作品: 各章末
内容説明・目次
内容説明
映画がたえず映し出してきた「社会」は、どのように映画に関わろうとするのか。映画が向けた「社会」への深いまなざしと、映画が受けた「社会」からの力。「社会」と映画のあいだに横たわる歴史的関係を問う。
目次
- 第1章 『愚者ありき』のトランスアトランティック「ヴァンプ」—アメリカ映画史初期から古典期への過渡期における性の地政学
- 第2章 恨みは長し60年—昭和初年の幕末映画をめぐるメロドラマ的想像力
- 第3章 ポール・ストランドの写真と映画—抽象化とリアリズムをめぐって
- 第4章 越境へのオープン・ドア—文化貿易の視点から見たアメリカ初期検閲制度
- 第5章 1950年代のアメリカ中産階級にとっての食肉—スウィフト社製産業映画『カーヴィング・マジック』を読み解く
- 第6章 「無垢な」観客と「洗練された」観客—初期映倫時代1949‐56年における隠喩的描写法
- 第7章 アラン・レネを見るゴダール—『ヒロシマ、モナムール』から『映画史』へ
- 第8章 オリバー・ストーンの『ニクソン』におけるニクソン表象—アメリカ社会の共同幻想とメランコリーの政治学
- 第9章 アメリカ映画における社会変動とスタイル変容—『素晴らしき哉、人生!』から『クラッシュ』へ
- 第10章 記憶のなかの国—再統一後のドイツ映画が描く東ドイツ
「BOOKデータベース」 より