新聞統合 : 戦時期におけるメディアと国家
著者
書誌事項
新聞統合 : 戦時期におけるメディアと国家
勁草書房, 2011.12
- タイトル読み
-
シンブン トウゴウ : センジキ ニオケル メディア ト コッカ
大学図書館所蔵 件 / 全140件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
博士論文 (東京大学) に、その後の研究を付加したもの
主要参考文献一覧: p399-406
内容説明・目次
内容説明
戦時下の言論統制において「新聞は筆を折られた」のか?否。一県一紙の新聞統合で、新聞社自身が積極的に関与した経緯を丁寧に追う。戦時下日本で大小の新聞社が整理統合・再編された。国家による苛烈な言論統制の象徴といわれる新聞統合。だが、新聞社自身も能動的参加者であり、国家と連繋した戦時言論体制完成のプレイヤーだった。そこには従来の「被害者としてのメディア」の姿はない。
目次
- 序章 戦時期メディア研究の意義
- 第1章 新聞統合前史—満州事変勃発前後
- 第2章 新聞統合の始動—日中戦争開始前後
- 第3章 新聞統合の進展—太平洋戦争開始前
- 第4章 新聞統合の完成—太平洋戦争開始後
- 第5章 強制と能動的参加の構造
「BOOKデータベース」 より