占いと中国古代の社会 : 発掘された古文献が語る

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占いと中国古代の社会 : 発掘された古文献が語る

工藤元男著

(東方選書, 42)

東方書店, 2011.12

タイトル別名

占いと中国古代の社会 : 発掘された古文献が語る

タイトル読み

ウラナイ ト チュウゴク コダイ ノ シャカイ : ハックツ サレタ コブンケン ガ カタル

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内容説明・目次

内容説明

巫風豊かな楚地に生まれ、秦漢帝国を媒介として各地に伝播し、解体していった中国古代の占卜(占い)文化。前半では『史記』に登場する「日者」(占い師)の世界観を探り、近年注目される占卜書「日書」の出土状況を概観する。さらに秦漢帝国における国家と占卜の結びつきや、尹湾簡牘に残された地方官吏の日記から読み取れる出張と占卜、睡虎地秦簡「日書」などにみられる行旅と占卜の関わりを、具体的な資料を紹介しつつ明らかにする。後半では、「卜筮祭祷簡」と呼ばれる民俗宗教文書の性格を通じて「日書」の淵源に迫るほか、秦漢時代の法律と占卜とを比較することにより、古代社会の統治における「法」と「習俗」の現実的な関係を検証する。

目次

  • 第1章 長安東市の日者
  • 第2章 「日書」の発見
  • 第3章 国家と占卜
  • 第4章 官吏の出張と占卜
  • 第5章 行旅と占卜
  • 第6章 「卜筮祭祷簡」と貞人・貞卜
  • 第7章 「卜筮祭祷簡」から「日書」へ
  • 第8章 法と習俗

「BOOKデータベース」 より

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