書誌事項

失われた二〇世紀

トニー・ジャット著 ; 河野真太郎 [ほか] 訳

NTT出版, 2011.12

タイトル別名

Reappraisals : reflections on the forgotten twentieth century

失われた20世紀

失われた二〇世紀

タイトル読み

ウシナワレタ ニジッセイキ

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注記

その他の訳者: 生駒久美, 伊澤高志, 近藤康裕, 高橋愛

訳者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

原著 (Heinemann, 2008) の全訳

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784757142251

内容説明

思想の役割と知識人の責任とは。アーサー・ケストラーからエドワード・サイードまで知識人を通してマルクス主義・ファシズムなどの20世紀的課題を再検討する。

目次

  • 序 わたしたちが失った世界
  • 第1部 闇の奥(典型的知識人アーサー・ケストラー;プリーモ・レーヴィにかんする基本的事実;マネス・シュペルバーのユダヤ的ヨーロッパ;ハンナ・アーレントと悪)
  • 第2部 知識人の関与—その政治学(アルベール・カミュ—「フランスで最高の男」;空虚な伽藍—アルチュセールの「マルクス主義」;エリック・ホブズボームと共産主義というロマンス;さらば古きものよ?—レシェク・コワコフスキとマルクス主義の遺産;「哲人教皇」—ヨハネ・パウロ二世と現代世界;エドワード・サイード—根なし草のコスモポリタン)
巻冊次

下 ISBN 9784757142862

内容説明

わたしたちは“歴史”からなにを学び得るか。冷戦・パレスチナ問題・グローバリゼーション、そしてアメリカ。20世紀とは、道徳的な記憶の宮殿へと続く回廊である。

目次

  • 第3部 ロスト・イン・トランジション—場所と記憶(破局—一九四〇年、フランスの敗北;失われた時を求めて—フランスとその過去;庭に置かれたノーム像—トニー・ブレアとイギリスの「遺産」;国家なき国家—なぜベルギーが重要なのか;ルーマニア—歴史とヨーロッパのあいだで;暗い勝利—イスラエルの六日間戦争;成長を知らない国)
  • 第4部 アメリカの(半)世紀(アメリカの悲劇?—ウィテカー・チェンバース事件;危機—ケネディ、フルシチョフ、キューバ;幻影に憑かれた男—ヘンリー・キッシンジャーとアメリカの外交政策;それは誰の物語なのか?—冷戦を回顧する;羊たちの沈黙—リベラルなアメリカの奇妙な死について;良き社会—ヨーロッパ対アメリカ)
  • 結び よみがえった社会問題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07783097
  • ISBN
    • 9784757142251
    • 9784757142862
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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