ヴァージニア・ウルフ再読 : 芸術・文化・社会からのアプローチ

書誌事項

ヴァージニア・ウルフ再読 : 芸術・文化・社会からのアプローチ

奥山礼子著

彩流社, 2011.12

タイトル別名

Virginia Woolf

ヴァージニアウルフ再読 : 芸術文化社会からのアプローチ

タイトル読み

ヴァージニア ウルフ サイドク : ゲイジュツ ブンカ シャカイ カラノ アプローチ

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注記

参考・引用文献: 巻末p11-21

内容説明・目次

内容説明

脇役に至るまで、完璧な人物創作を行なったヴァージニア・ウルフ。「意識」に焦点を合わせた手法により、内面を描出された登場人物たちには、ウルフが生きた同時代の文化や精神の受容が反映されている。作家が生きた時代の社会、文化、国家、人生や個人的な繋がりなど、ひとりの作家を取り巻くさまざまなものを考慮に入れ、ウルフの作品から当時の文化や社会の断片を探り出し「モダニティ」の姿を浮き彫りにする。

目次

  • 1 『灯台へ』(ヴァージニア・ウルフの創作におけるG.E.ムアの思想的影響—『灯台へ』再読;『灯台へ』に見られる「有意味形式」理論 ほか)
  • 2 『波』(『波』における母性についての一考察—スーザンをめぐって;自己への探求—『波』におけるロウダの存在)
  • 3 『ダロウェイ夫人』(『ダロウェイ夫人』に見られるイングリッシュネスの内と外;『ダロウェイ夫人』に見るスノッブと英国社会—ヒュー・ウィットブレッドをめぐって ほか)
  • 4 その他(『ジェイコブの部屋』における“固い物体”の意味;創作、女性参政権運動、サフラジェット—『自分だけの部屋』に読み取れるウルフの素振り ほか)

「BOOKデータベース」 より

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