てんてん : 日本語究極の謎に迫る
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書誌事項
てんてん : 日本語究極の謎に迫る
(角川選書, 500)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.1
- タイトル読み
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テンテン : ニホンゴ キュウキョク ノ ナゾ ニ セマル
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注記
参考文献: p207-208
内容説明・目次
内容説明
“かな”を濁った音にする「てんてん」は、近代に発明された記号である。『古事記』『万葉集』など万葉仮名で書かれた日本語には、濁音で始まる言葉はほとんどなく、江戸の人々は、「てんてん」がつかない文章でも、状況に応じて濁る・濁らないを判断していた。自然の音を言葉にする能力に長けた日本人の精神性に根ざした「てんてん」の由来と発明の真相に迫る。
目次
- 第1章 日本語の増殖
- 第2章 万葉仮名で書く日本語
- 第3章 “かな”前夜
- 第4章 清なる世界が創られる
- 第5章 言葉は曼荼羅
- 第6章 訓読と濁点
- 第7章 言葉遊びの文化
- 第8章 みんなで極楽へ
- 第9章 キリシタンと濁音
- 第10章 江戸と濁音
- 第11章 言葉は科学である
- 第12章 濁点の研究
「BOOKデータベース」 より