フィレンツェ史
著者
書誌事項
フィレンツェ史
(岩波文庫, 白(34)-003-2,
岩波書店, 2012.3-2012.4
- 上
- 下
- タイトル別名
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Istorie fiorentine : 1520-1525
- タイトル読み
-
フィレンツェシ
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注記
Istorie fiorentineの翻訳
底本: 『ニッコロ・マキァヴェッリ全集』 (フィレンツェのサンソーニ出版社刊行) の中の『フィレンツェ史』
上巻のジャケットに「新訳」の記述あり
参考文献: 上 p478-479
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784003400326
内容説明
『君主論』で名高いマキァヴェッリ(1469‐1527)が晩年に書いた歴史書。古代ローマ時代のフィレンツェの起源から1492年の大ロレンツォ・デ・メディチの死までが扱われる。各種年代記や歴史叙述等の史料を駆使し、ときにそれらに大胆かつ自由奔放な創作の手を加えて、彼一流の精彩に富む歴史像を作り上げた。新訳。
目次
- 第1巻 イタリア史概観。ローマ帝国の滅亡から一四三四年まで
- 第2巻 フィレンツェの起源からアテネ公の追放後に平民政府が復興した一三四三年まで
- 第3巻 ピーサ獲得にいたるまでのフィレンツェの内部抗争および戦争、一三四三‐一四一四年
- 第4巻 トスカーナにおけるフィレンツェの領土拡大からコジモ・デ・メディチの流刑地よりの帰還まで、一四一四‐一四三四年
- 巻冊次
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下 ISBN 9784003400333
内容説明
絶え間なく繰り広げられる複雑な権力闘争。苛烈な現実政治の現場に身を置いた著者が、メディチ家支配下の共和制フィレンツェに焦点をすえながら、波瀾に満ちたフィレンツェの歴史を具体的に叙述していく。叙述される出来事自体の面白さだけでなく、第一級の知性たるマキァヴェッリの歴史認識を知るうえでも興味はつきない。
目次
- 第5巻(コジモ・デ・メディチの流刑地よりの帰還からアンギアーリの戦いまで、一四三四‐一四四〇年)
- 第6巻(イタリアの概況。アルフォンソ一世没後のナポリ継承戦争まで、一四四〇‐一四六二年)
- 第7巻(コジモからピエロの息子たちにいたるまでのフィレンツェにおけるメディチ家の覇権、一四六二‐一四七八年)
- 第8巻(パッツィ家の陰謀から偉大なるロレンツォ・デ・メディチの死まで、一四七八‐一四九二年)
「BOOKデータベース」 より