文学の極意は怪談である : 文豪怪談の世界
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文学の極意は怪談である : 文豪怪談の世界
筑摩書房, 2012.3
- タイトル読み
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ブンガク ノ ゴクイ ワ カイダン デ アル : ブンゴウ カイダン ノ セカイ
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注記
主要参考文献: p228
日本文豪怪談年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
文豪はなぜ、怪異に惹かれるのか。漱石・鴎外から川端・三島まで。日本近現代文学史の知られざる側面を解き明かす。
目次
- 佐藤春夫と稲垣足穂—本物の化物屋敷に暮らす
- 川端康成—心霊と性愛に憑かれたまま
- 三島由紀夫—幽明の境界を超えゆかん
- 幸田露伴—白鳥の歌たる怪を語りて
- 夏目漱石—夢文学の系譜、ここに始まる
- 森鴎外—抑圧の窮み、妖異は沁み出す
- 柳田國男—怪談の真贋を鑑定する
- 泉鏡花—不思議を書いて凄く思わせる
- 小山内薫—霊と妖魁の世界を確信して
- 芥川龍之介—怖くなければ怪談に非ず
- 小川未明—北の漂泊者に魅入られて
- 室生犀星—幻のふるさとを焦がれ求めて
- 折口信夫—呪術師のごとく追いすがる
- 太宰治—一千の怪談を覚えて居る
- 吉屋信子—女怪幻想の呪縛を放れて
「BOOKデータベース」 より