“武士の世"の幕開け
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“武士の世"の幕開け
(NHKさかのぼり日本史, 8 ; 室町・鎌倉)
NHK出版, 2012.3
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武士の世の幕開け
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ブシ ノ ヨ ノ マクアケ
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Note
参考文献: p117-119
年表: p120-121
Description and Table of Contents
Description
歴史には時代の流れを決定づけたターニングポイントがあり、それが起こった原因を探っていくことで「日本が来た道」が見えてくる。朝廷と決別をはかった武門の覇者—彼らはいかにして「真の統治者」となりえたか。1392年→1336年→1253年→1180年と“学び”によって成長した武士の姿を見る。
Table of Contents
- 第1章 足利義満「日本国王」の権力—1392年(明徳3年)(公家を遇して武士の成熟をはかる;公家を凌駕する存在へ;「祭祀権」と「課税権」を奪う;なぜ相国寺は御所の北につくられたか;「象徴天皇制」をつくった男)
- 第2章 足利尊氏「京都」に挑む—1336年(建武3年)(得宗専制と幕府の揺らぎ;御家人の不満が幕府を倒した;時代錯誤の新政と武士の不満;武士の意を汲んだ反逆;尊氏がとった「京都」という選択;足利尊氏の光と影)
- 第3章 北条時頼万民統治への目覚め—1253年(建長5年)(武士は危険な収奪者だった;支配して気づいた己の未成熟さ;統治者への道を示した「御成敗式目」;時頼の「撫民政策」の背景;貴族には生まれなかった撫民という「思想」)
- 第4章 源頼朝「東国」が生んだ新時代—1180年(治承4年)(「イイクニ」つくろう?;暴力装置としての武士;清盛が先鞭をつけた武家政権;頼朝の挙兵と武家政権の誕生;「源平合戦」ではない;「武士の都」鎌倉;主従関係の整理と朝廷との決別;武士の「学び」とは)
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