政治学
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政治学
(ヒューマニティーズ = Humanities)
岩波書店, 2012.4
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セイジガク
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参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
私たちが「政治」と言うとき、イメージされているものとは何か。権力者の裏取引、市民の参加活動、見えない抑圧、華やかな外交交渉—そのいずれもが「政治」ではあるが、何を念頭におくかで、その姿は変わってしまう。政治が生まれてくる初発の風景、日常生活の視点から出発して、さまざまな「政治」の現象を貫く糸をたぐりよせ、その内実を解き明かす。
目次
- 1 日常性と政治—政治学は「役に立つ」のか(アニマル・ファーム再訪;日常のなかの権力—N・Nの例;大政治と小政治)
- 2 政治の空間—政治学のこれまで(「堕落」と「礼儀」;政治の原像と都市;「日本」そして「現代」)
- 3 権力と自由—政治学のこれから(サイゴンの司馬遼太郎;自由の根源にあるもの;権力と自由)
- 4 政治的リアリズムとは何か—戦後日本の論争から(政治と演技;偽善のすすめ;政治の技術と嘘)
- 5 政治学を学ぶために—読んでおきたい本
「BOOKデータベース」 より