記憶と記録 : 311まるごとアーカイブス

書誌事項

記憶と記録 : 311まるごとアーカイブス

長坂俊成著

(叢書震災と社会)

岩波書店, 2012.4

タイトル別名

記憶と記録 : 311まるごとアーカイブス

タイトル読み

キオク ト キロク : 311 マルゴト アーカイブス

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内容説明・目次

内容説明

人類は今回の東日本大震災にような不確実な「低頻度大規模災害リスク」と、この先どうつきあっていけばいいのだろうか。被災地の行政機能が喪失し、通信手段が遮断されているなかで、まず求められたのは、被災地外の支援者が被災地を支援するために役立つ情報を提供すること、被災地から被災地外に情報発信する手段を提供することだった。また被災自治体の瓦礫処理や罹災証明発行、ボランティアセンター運営、要援護者の生活支援のためのシステムを整備した。次に被災地の過去・現在・未来を映像で記録し後世に伝承するための災害デジタルアーカイブの使命が待っていた。「311まるごとアーカイブス」は、災害記録をまるこどアーカイブすることを目的として発足した。発起人である著者がつづった、行政・企業・ボランティア・被災者との協働による情報支援・アーカイブ活動の実践の記録。

目次

  • 第1章 災害アーカイブの現状と課題
  • 第2章 災害発生直後の対応
  • 第3章 「ALL311」を開設—協働情報プラットフォーム
  • 第4章 「311まるごとアーカイブス」
  • 第5章 記録ボランティアによる被災地の撮影
  • 第6章 被災者による未来に向けた記録

「BOOKデータベース」 より

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