ヒトラーの国民国家 : 強奪・人種戦争・国民的社会主義

書誌事項

ヒトラーの国民国家 : 強奪・人種戦争・国民的社会主義

ゲッツ・アリー著 ; 芝健介訳

岩波書店, 2012.6

タイトル別名

Hitlers Volksstaat : Raub, Rassenkrieg und nationaler Sozialismus

ヒトラーの国民国家 : 強奪人種戦争国民的社会主義

タイトル読み

ヒトラー ノ コクミン コッカ : ゴウダツ・ジンシュ センソウ・コクミンテキ シャカイ シュギ

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注記

文献目録: 巻末p5-20

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦の敗戦とそれに続く「ドイツ革命」による体制崩壊後、疲弊したドイツ国民は、なぜヒトラーの政権獲得を支持したのか。ナチス・ドイツの国民統合は持続的な国民福祉による国家への動員によるものであり、ユダヤ人絶滅・アーリア化(資産強奪)計画はその手段であった。経済的側面から検証したヒトラーによる「国民国家」の真実。

目次

  • 第1部 ムード作り政治の全開(民族の帝国の夢;本書を読む上での注意;国民の意に適った独裁)
  • 第2部 従属と利用(ゆるぎない合理性;国民にとっての戦時利得;支柱たる西部;新膨張空間としての東部)
  • 第3部 ユダヤ人資産の没収(国家原則としての盗み・強奪;国防軍のための資金洗浄;同盟国の助成;金の痕跡)
  • 第4部 国民福祉のための犯罪(悪の果実;投機的政治;国民的社会主義)

「BOOKデータベース」 より

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