摩擦の物理
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摩擦の物理
(岩波講座物理の世界 / 佐藤文隆 [ほか] 編, . 物質科学の発展||ブッシツ カガク ノ ハッテン ; 2)
岩波書店, 2012.6
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マサツ ノ ブツリ
Available at / 226 libraries
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Kobe Shoin Women's University Library / Kobe Shoin Women's College Library
420.8/12/10-212071740
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The Institute for Solid State Physics Library. The University of Tokyo.図書室
420.8:I5:387210335456
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参考図書: p[111]-113
Description and Table of Contents
Description
摩擦がなければ立つことも歩くこともできないばかりか、食べ物さえ喉を通らない。摩擦は、生命にも文明にも不可欠な物理現象なのに、いまだそのメカニズムは謎のままだ。基礎から最新の原子・分子スケールの摩擦研究までを紹介する。
Table of Contents
- 1 序論(摩擦とは;摩擦の法則—アモントン‐クーロンの法則;アモントン‐クーロンの法則の適用範囲;摩擦の制御—潤滑;近年の発展—原子・分子スケールの摩擦・トライポロジー)
- 2 アモントン‐クーロンの法則の成立機構(真実接触面積;速度に依存しない動摩擦力—真実接触点のスティック・スリップ運動)
- 3 変化する摩擦係数(摩擦の速度・待機時間依存性;摩擦の構成則;アスペリティのクリープ運動;真実接触面積の待機時間依存性;地震と動摩擦力の速度依存性)
- 4 原子・分子スケールからの摩擦(摩擦力顕微鏡と摩擦の制御;真実接触点の形成、変形、破壊を見る;表面力測定装置と水晶マイクロバランス法;摩擦力の角度依存性—超潤滑;原子スケールの摩擦のモデル)
- 5 最近の発展と問題—再びアモントン‐クーロンの法則(ミクロなスリップとマクロな滑り;新しいアモントン‐クーロンの法則の機構)
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