書誌事項

脱原子力国家への道

吉岡斉著

(叢書震災と社会)

岩波書店, 2012.6

タイトル別名

脱原子力国家への道

タイトル読み

ダツ ゲンシリョク コッカ エノ ミチ

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内容説明・目次

内容説明

原発廃止に向けて前進するのみならず原子力の軍事利用についても縮小に向けて先導的役割を担う国家、それを「脱原子力国家」と定義する。こうした国家を実現する上で、どのようなシナリオを描くことができるのか。それを進める上でどのような障害を乗り越える必要があるのか。基本的見地から考えるための素材を読者に提供する。原子力をめぐる科学技術史・科学技術政策を専門に研究してきた著者が、福島原発事故後、初めて世に問う一書である。本書を抜きにして、原子力問題は語れない。

目次

  • 第1章 なぜ脱原子力国家なのか
  • 第2章 福島原発事故のあらまし
  • 第3章 福島原発事故の原因と教訓
  • 第4章 日本の原子力開発利用の構造
  • 第5章 日本はいかにして原子力国家となったか
  • 第6章 日米原子力同盟の形成と展開
  • 第7章 異端から正統へと進化した脱原発論
  • 第8章 脱原発路線の目標とシナリオの多様性
  • 第9章 脱核燃料サイクルのシナリオ

「BOOKデータベース」 より

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