災害と妖怪 : 柳田国男と歩く日本の天変地異
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書誌事項
災害と妖怪 : 柳田国男と歩く日本の天変地異
亜紀書房, 2012.7
- タイトル別名
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災害と妖怪柳田国男と歩く日本の天変地異
- タイトル読み
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サイガイ ト ヨウカイ : ヤナギタ クニオ ト アルク ニホン ノ テンペンチイ
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注記
参考文献・出典: 巻末
内容説明・目次
内容説明
柳田国男の『遠野物語』『妖怪談義』『山の人生』を繙くと、日本列島は、大地震だけでなく、飢饉、鉄砲水、干ばつなど、繰り返し災害に見舞われている。そこかしこで起こる災害の記憶は、河童、座敷童、天狗、海坊主、大鯰、ダイダラ坊…おどろおどろしい妖怪に仮託され、人々の間に受け継がれてきたのだ。遠野、志木、柳田の生まれ故郷の辻川(兵庫)、東京の代田などをたどり直し、各地に残る妖怪の足音を取材しながら、ほそぼそと残る「災害伝承」を明らかにする。
目次
- 1章 河童は死と深く結びつくものであるという事
- 2章 天狗が悪魔を祓うといまも信じられている事
- 3章 洪水は恐るべきものでありすべての始まりでもある事
- 4章 鯰や狼が江戸の世にもてはやされたという事
- 5章 一つ目の巨人が跋扈し鹿や馬が生贄にされた事
「BOOKデータベース」 より