書誌事項

日本労使関係史 : 1853-2010

アンドルー・ゴードン著 ; 二村一夫訳

岩波書店, 2012.8

タイトル別名

The evolution of labor relations in Japan : heavy industry, 1853-1955

日本労使関係史1853-2010

タイトル読み

ニホン ロウシ カンケイ シ : 1853 2010

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注記

原著 (Council on East Asian Studies, Harvard University, 1985) の日本語訳に、第V部を加え結論を補訂した、原著の改訂増補版

主要参考文献一覧: p518-523

内容説明・目次

内容説明

1980年代に「日本型雇用システム」として世界的に喧伝された雇用形態、すなわち「終身雇用」「年功序列型賃金制」「企業福祉」「企業別労働組合」といったシステムはどのように形成され、現在に至ったのか。労働者・経営者・官僚の相互関係に注目し、彼らが目的・利害をめぐって争い、妥協してきた幕末開港から1950年代までの過程を分析して1985年に刊行された英語版に、2010年までの変容を増補し、150年に亘る日本労使関係を描いた決定版。

目次

  • 第1部 産業革命期の労働者と経営者(工業労働者の組織化;温情主義と直接的管理;労務管理改革と労働運動—1917〜1921)
  • 第2部 労働者と経営者—戦間期における雇用制度(渡り職工の消滅?—採用と長期雇用;賃金制度の複雑化;企業共同体—会社、組合、労働者階級)
  • 第3部 戦時の労使関係と政府(長期雇用と統制賃金;産報—労働組合不在の労働者組織)
  • 第4部 戦後の決着(組合主導の労使関係;経営主導の労使関係)
  • 第5部 労使関係—高度成長期とその後(日本型労使関係のヘゲモニー;日本型労使関係の終焉?)

「BOOKデータベース」 より

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