書誌事項

震災と言葉

佐伯一麦著

(岩波ブックレット, No. 849)

岩波書店, 2012.9

タイトル読み

シンサイ ト コトバ

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注記

2012年2月3日に東京大学本郷キャンパスで行われた公開講義「震災と言葉」 (「朝日講座 知の冒険」)の記録をもとに加筆・訂正したもの

内容説明・目次

内容説明

仙台在住の私小説作家は、被災地の近くで言葉の真空状態に苦しみながら、あらためて言葉と向き合った。本書は、その体験的思索を述べたものである。小説において未来への時間の流れを書けなくなる経験、日常を取り戻すことの意味、言葉を語るときの態度(言葉の姿)、言葉と歴史性、震災と文学の可能性等について綴る。

目次

  • 第1章 喪失感の中で
  • 第2章 日常性と言葉
  • 第3章 言葉の姿
  • 第4章 震災と文学
  • 第5章 畏れということ
  • 第6章 日常を取り戻すために

「BOOKデータベース」 より

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