ホロコーストの音楽 : ゲットーと収容所の生
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書誌事項
ホロコーストの音楽 : ゲットーと収容所の生
みすず書房, 2012.9
- タイトル別名
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Music in the Holocaust : confronting life in the Nazi Ghettos and camps
- タイトル読み
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ホロコースト ノ オンガク : ゲットー ト シュウヨウジョ ノ セイ
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注記
原著 (Oxford University Press, 2005) の全訳
資料所蔵アーカイヴと参考文献: 巻末p[i]-xii
内容説明・目次
内容説明
ユダヤ人絶滅計画が進むゲットーの歌。収容所のオーケストラや秘密の合唱会。発掘された音楽が「精神的抵抗のシンボル」という神話を覆し、生と死のはざまにある人間の多様な経験を証言する。
目次
- 序論 音楽を救う—「精神的抵抗」を超えて
- 第1章 「哀れみを、ユダヤ人の心よ」ワルシャワ・ゲットーの音楽(ユダヤ人の都市ワルシャワの状況;ゲットー生活の両極;街頭の音楽;劇場;ワルシャワ・ゲットーのオーケストラ;ポーランドとユダヤの闘い;後世のために記録する)
- 第2章 ヴィルナ—政治家とパルチザンたち(リトアニアのエルサレム;戦争、そしてゲットーへの強制移住;嵐のあとの静けさ;ユダヤ人のアイデンティティを抱いて;パルチザンと若者たち;ゲンスとゲットーの劇場;劇場の先に)
- 第3章 過去と向き合う歌—ザクセンハウゼンの生活(収容所の歴史;ドイツ人政治犯、チェコ人芸術家、特権の諸段階;冷笑、ナショナリズム、ポーランド人の体験;オーケストラ、強制された音楽、ユダヤ人;ザクセンハウゼンを回想する)
- 第4章 人間性の断片—アウシュヴィッツの音楽(アウシュヴィッツの風景;一般収容者の歌;「特別囚」たちの生活;没収財産登録事務所のメドレー;強制された歌唱、オーケストラ、ナチ当局;音楽と死の収容所の世界)
「BOOKデータベース」 より