古典を失った大学 : 近代性の危機と教養の行方
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書誌事項
古典を失った大学 : 近代性の危機と教養の行方
NTT出版, 2012.9
- タイトル別名
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The university after the classics
近代性の危機と教養の行方 : 古典を失った大学
アイロニストのかたる『大学の物語』 : A・ブルームとR・ローティの古典論
アイロニストのかたる大学の物語 : A・ブルームとR・ローティの古典論
- タイトル読み
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コテン オ ウシナッタ ダイガク : キンダイセイ ノ キキ ト キョウヨウ ノ ユクエ
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注記
博士論文「アイロニストのかたる『大学の物語』 : A・ブルームとR・ローティの古典論」(京都大学, 2010年)をもとに加筆修正を行ったもの
引用文献: p266-283
内容説明・目次
内容説明
加速する大学改革、困惑する大学人。「大きな物語」が失われ、深みのないニヒリズムに蝕まれる大学。そうした時代にあってA.ブルームとR.ローティ、二人のアイロニストのかたる「大学の物語」とはどのようなものか。危機に瀕する大学で、古典に一筋の希望を見出す“政治哲学的考察”。
目次
- 序章 大学改革の限界
- 第1章 「ポスト・モダン」と古典—「大学の物語」をかたる条件
- 第2章 解体する大学における古典—A.ブルームの「大学の物語」
- 第3章 自閉する大学における古典—R.ローティの「大学の物語」
- 第4章 対立する古典論—「危機」か「希望」か
- 第5章 アイロニーとしての古典論
- 終章 「ポスト・モダンの大学」の彼方
「BOOKデータベース」 より