ジャン=ジャック・ルソー : 自己充足の哲学

書誌事項

ジャン=ジャック・ルソー : 自己充足の哲学

永見文雄著

勁草書房, 2012.9

タイトル別名

Jean=Jacques Rousseau : une philosophie de l'auto‐suffisance

ジャンジャックルソー : 自己充足の哲学

タイトル読み

ジャン=ジャック・ルソー : ジコ ジュウソク ノ テツガク

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注記

ルソーの肖像画あり

文献表: 巻末pxiv-xxv

内容説明・目次

内容説明

新しい共和主義の礎を築き、「人民主権」の理論を打ち立て、近代を創始した哲学者、売れっ子の作家で作曲家、子供を孤児院に預けて教育を論じ、顰蹙を買うような告白を物し、妄想に取りつかれた奇人…。ジャン=ジャック・ルソーとは何者だったのか?“自己充足”というキー概念からその生涯、作品、思想をトータルに読み解く。

目次

  • 異端者ルソー—文化の世俗化とフランス啓蒙
  • 1 ルソーの生涯(波瀾万丈の生涯;ルソーの人生に関するいくつかのこと)
  • 2 ルソーの作品(マイナーな著作;主要著作と思想の発展;第二論文以降のルソーの知的営為—主題別系譜;ルソーの主要作品解説)
  • 3 思想の検討—自己充足の哲学(『告白』をめぐる批評的言説;言葉の発見へ;自然へは帰れない;キー概念としての自己否定;ルソー思想の基本構造;ルソー的アウタルケイアと本来的社会状態;神の充足・人間の非充足;身体と肢体、あるいはパスカルとルソー;震災が生んだ神学論争、あるいはヴォルテールとルソー)

「BOOKデータベース」 より

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