意味することのもどかしさ : シェイクスピアにおける言語と人間的行為の研究
著者
書誌事項
意味することのもどかしさ : シェイクスピアにおける言語と人間的行為の研究
英宝社, 2012.10
- タイトル別名
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William Shakespeare
意味することのもどかしさ : シェイクスピアにおける言語と人間的行為の研究
- タイトル読み
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イミ スル コト ノ モドカシサ : シェイクスピア ニオケル ゲンゴ ト ニンゲンテキ コウイ ノ ケンキュウ
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注記
博士学位論文 (大阪大学) に基づいたもの
参考文献: p327-339
内容説明・目次
内容説明
シェイクスピアの言葉の世界を縦横無尽に駆けめぐり、意味することと人間的行為の本質に迫る、精緻な読みに基づく珠玉の演劇論。
目次
- エアロンの花—『タイタス・アンドロニカス』における人間的行為の変貌
- 逆らう言葉—『リチャード二世』におけるレトリックと意味
- 真実を越えて—『アントニーとクレオパトラ』における動作主名詞と誇張の用法
- 墓を汚す奴隷—『終わりよければすべてよし』における言語のテーマ
- 狼烏の子羊—『ロミオとジュリエット』における複合語の使用について
- 呼びかけの危うさ—『冬物語』における呼格の用法
- 牢獄としての世界そして囚人の夢—『あらし』における監禁の意識
- 言葉のスペクタクル—『ヘンリー五世』における演劇的遠近法
- 盗人たちの倫理—『尺には尺を』における言葉のいかがわしさ
- 帽子の脱ぎ方—『コリオレイナス』における政治的言説と行為〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より