高校生からの古典読本
著者
書誌事項
高校生からの古典読本
(平凡社ライブラリー, 776)
平凡社, 2012.11
- タイトル別名
-
高校生からの古典読本
- タイトル読み
-
コウコウセイ カラ ノ コテン ドクホン
大学図書館所蔵 件 / 全117件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の編著者: 千本英史, 土方洋一, 前田雅之
参考書あり
内容説明・目次
内容説明
古事記や源氏、平家や太平記、芭蕉、西鶴の有名どころから、教科書に載らないちょっと変なもの、また近代の透谷や小波、子規、朔太郎まで、36の古典の最良部分を原文で読んでみる。嫉妬で指が蛇になる女の哀しみを、貴人の前で排便する高僧のヲコな気高さを、作品の深みをとらえてみせる独自な読み方を提示して、古文読みの楽しさを伝授する、日本古典への最良の手引き。
目次
- 女と男のいる古典(紫式部『源氏物語』—朧月夜との逢瀬(花宴巻);『万葉集』—妻を恋うる歌(巻二) ほか)
- 何が「イケ」てる?(清少納言『枕草子』—心にくきもの;兼好法師『徒然草』—花はさかりに(一三七段) ほか)
- おはなしおはなし(『古事記』—穀物神の殺害(上巻);『太子伝』—蝦夷の前に立つ聖徳太子(十歳条) ほか)
- その時その場のリアル(『おもろさうし』—あがる三日月(ありきゑとおもろ(航海のおもろ)。巻十);増基『いほぬし』—旅先で友と出会う ほか)
- 人はどんなことをどんなふうに考えてきたのか?(紀貫之「『古今和歌集』仮名序」—やまと歌は、人の心を種として;『和漢朗詠集』—無常 ほか)
「BOOKデータベース」 より