落語の国の精神分析

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落語の国の精神分析

藤山直樹 [著]

みすず書房, 2012.11

タイトル読み

ラクゴ ノ クニ ノ セイシン ブンセキ

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内容説明・目次

内容説明

与太郎、若旦那、粗忽者…落語の国の主人公たちは、なぜこんなにも生き生きとして懐かしいのか?登場人物たちのキャラクターと病理の分析を軸に、古典落語の人間観と物語の力を解き明かす。ひとり語りのパフォーミングアート・落語が生み出す笑いと共感のダイナミズムに迫り、落語家の孤独を考える。観て、聴いて、演るほどまでに落語に魅せられてきた精神分析家による、渾身の落語評論。巻末には立川談春師匠との対談「落語の国の国境をこえて」を収録。

目次

  • 孤独と分裂—落語家の仕事、分析家の仕事
  • 「死」と「死体」のあいだ—「らくだ」
  • 変わること、夢見ること—「芝浜」
  • 若旦那の悲喜劇—「よかちょろ」
  • 無私、江戸っ子、生き続けること—「文七元結」
  • 粗忽と乖離—「粗忽長屋」
  • 与太郎とは誰か
  • できごととしての「居残り」—律儀と放縦
  • 男はつらいのか—「明烏」若旦那の変容
  • 「生きている」ことと「死んでいる」こと—「寝床」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10762594
  • ISBN
    • 9784622077046
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    263p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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