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内乱 : パルサリア

ルーカーヌス作 ; 大西英文訳

(岩波文庫, 赤(32)-126-1-2)

岩波書店, 2012

タイトル別名

De bello civili (Pharsalia)

内乱

タイトル読み

ナイラン : パルサリア

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注記

タイトルは奥付による

底本: Housman, A.E., M. Annaei Lucani belli civilis libri decem, Oxford, 1926 (19705) (19705の5は上付き文字)

参考文献: 下p385-390

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003212615

内容説明

ローマ帝政初期“白銀時代”の詩人ルーカーヌス(39‐65)は、皇帝ネロの不興を買い、若くして自決を命じられた。『内乱(パルサリア)』は、前1世紀半ばのローマの内乱に取材した歴史叙事詩の雄編である。アイロニーとパラドックスに満ちた、燃えるように激しいパトスあふれる筆致で、ローマの内乱を描く。本邦初訳。
巻冊次

下 ISBN 9784003212622

内容説明

詩的劇作もまじえた主観的叙述で、ポンペイウスとカエサルの戦いを描く。カエサルの勝利によって帝政への道を開いた内乱を、理想と現実、自由と力の相克と捉え、理想と自由の挫折と敗北の歴史、ローマ亡国の悲劇的過程として叙した。ポンペイウスや小カトー等、滅びゆくものへの共感と哀惜の念に満ちた“亡国の叙事詩”。

「BOOKデータベース」 より

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