書誌事項

福島原発で何が起きたか : 安全神話の崩壊

田中三彦 [ほか著] ; 黒田光太郎, 井野博満, 山口幸夫編

岩波書店, 2012.11

タイトル読み

フクシマ ゲンパツ デ ナニ ガ オキタカ : アンゼン シンワ ノ ホウカイ

大学図書館所蔵 件 / 190

この図書・雑誌をさがす

注記

シンポジウム「福島原発で何が起きたか-安全神話の崩壊」の記録を編集したもの

会期: 2012年8月30,31日

その他の著者: アーニー・ガンダーセン, 石橋克彦, 今中哲二, 吉岡斉, フィリップ・ワイト, 高橋哲哉, ミランダ・シュラーズ, 池内了 ほか

内容説明・目次

内容説明

福島第一原発事故は悲惨な結果をもたらし、いまなお漏出される放射能が生態系をはじめわれわれの生活を脅かしつづけている。なぜこのような原発事故が起きたのか、その事故原因とプロセスはいまだ確定されていない。地震による損傷は本当になかったのか?放射能汚染はどのように広がっているのか?制度や組織的背景、倫理的観点も含めて、福島原発事故をもたらした真相に迫る。2012年8月30・31日に行われた国際シンポジウムの記録。

目次

  • 1 福島第一原発で何が起こったか(福島原発事故における地震による機器損傷の真相に迫る;福島原発事故から、すべての原子力関係者が学ばなければならないこと ほか)
  • 2 放射能汚染の現状(福島原発事故による放射能汚染の実像;原子炉建屋地下室に漏出する膨大な高濃度放射能汚染水の危険性 ほか)
  • 3 日本の原子力政策と安全神話の形成(福島原発事故の「政策失敗病」としての諸側面;原子力の“平和利用”と核開発—核拡散問題への注視を ほか)
  • 4 核をめぐる科学・技術のあり方(犠牲のシステム—責任をめぐる一考察;エネルギーの倫理とドイツ社会の変化—「安全なエネルギー供給のための倫理委員会」の経験から ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ