倫理学的に考える : 倫理学の可能性をさぐる十の論考
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書誌事項
倫理学的に考える : 倫理学の可能性をさぐる十の論考
勁草書房, 2012.12
- タイトル別名
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Thinking in terms of ethical theory : ten explorations into the potentiality of ethics
- タイトル読み
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リンリガクテキ ニ カンガエル : リンリガク ノ カノウセイ オ サグル ジュウ ノ ロンコウ
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注記
文献表: 巻末pix-xx
索引あり
内容説明・目次
内容説明
幅広い内容を対象とする倫理学の問題群について、他分野の知見を取り入れながら個別に考察してきた、著者17年の思索をひとつながりに整理した、現代に必須の倫理学特論。
目次
- 1 倫理学的理論(広い往復均衡と多元主義的基礎づけ主義;外在主義メタ倫理学は行為の指針を与えるか;メタ倫理学から功利主義は導けるか—ヘアによる選好功利主義導出の試みの検討;未確定領域功利主義—応用を意識した倫理学理論を目指して)
- 2 倫理学の自然化と社会化(普遍化可能性は進化論的に説明できるか—認知的不協和理論を用いた架橋の試み;道徳的人格を演じること—役割理論を背景とした動機内在主義;ニューラルネットワークは幸せになれるか—コネクショニズムと消去主義の倫理学的含意)
- 3 倫理学的思考の広がり(倫理学理論は環境科学に貢献できるか—量的道徳ジレンマと未確定領域功利主義;価値論的思考実験とバーチャルリアリティ;感傷性の倫理学的位置づけ)
「BOOKデータベース」 より