モーツァルトとナチス : 第三帝国による芸術の歪曲

書誌事項

モーツァルトとナチス : 第三帝国による芸術の歪曲

エリック・リーヴィー著 ; 高橋宣也訳

白水社, 2012.12

タイトル別名

Mozart and the Nazis : how the Third Reich Abused a cultural icon

タイトル読み

モーツァルト ト ナチス : ダイサン テイコク ニヨル ゲイジュツ ノ ワイキョク

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注記

参考文献: 巻末p69-86

内容説明・目次

内容説明

ナショナリズムと一見無縁なモーツァルトのイメージや作品を、ナチスはいかに政治的に利用していったか。文化の歪曲の実態とユダヤ系音楽家・学者たちの苦闘を、オーストリア併合以前から戦後の軋轢まで、膨大な資料から検証する。

目次

  • 第1章 プロローグ—一九三一年モーツァルト・イヤー
  • 第2章 ドイツ人モーツァルト
  • 第3章 モーツァルトとフリーメイソン—ナチスに不都合な問題
  • 第4章 モーツァルトをアーリア化する
  • 第5章 モーツァルト・ディアスポラ
  • 第6章 「真に人道主義的な音楽」—亡命者たちのモーツァルト
  • 第7章 モーツァルト上演とプロパガンダ—オーストリア併合から大戦終結まで
  • 第8章 ドイツ帝国主義に利用されるモーツァルト
  • 第9章 エピローグ—ナチスの遺産
  • 付録1 一九四一年十一月二十八日、帝国指導者バルドゥール・フォン・シーラッハによる第三帝国ウィーン・モーツァルト週間開幕コンサートでの歓迎演説
  • 付録2 一九四一年十二月四日、ウィーン国立歌劇場における、帝国大臣ヨーゼフ・ゲッベルス博士によるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト没後百五十年記念演説

「BOOKデータベース」 より

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