文学研究のマニフェスト : ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門
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書誌事項
文学研究のマニフェスト : ポスト理論・歴史主義の英米文学批評入門
研究社, 2012.12
- タイトル別名
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A manifesto of literary studies : 2012
文学研究のマニフェスト : ポスト理論歴史主義の英米文学批評入門
- タイトル読み
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ブンガク ケンキュウ ノ マニフェスト : ポスト リロン レキシ シュギ ノ エイベイ ブンガク ヒヒョウ ニュウモン
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注記
その他の著者: 大田信良, 越智博美, 河野真太郎, 中井亜佐子, 中山徹
その他のタイトルは標題紙裏による
参照文献, 参考図書あり
内容説明・目次
内容説明
グローバル化と格差社会の進行、地球規模のポピュラーカルチャーの発達により「文学」の定義は変容しつつある。新自由主義化のなかで21世紀の「批評」に何ができるのか。批評の現在が提示する、新しい「政治」。
目次
- 1 文学にとって美とは何か—モダニズムの崇高な対象(『ユリシーズ』における昇華、「モダニズムと帝国主義」の可能性)
- 2 文化研究以降のマルクス主義批評—文化とその不満(教養小説の終わりと「怒れる若者たち」)
- 3 イデオロギーとしての(ネオ)リベラリズム—「文学」の成立と社会的な想像力の排除(『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の現在とコーマック・マッカーシーの『ザ・ロード』)
- 4 なぜ作品を精読するのか—新批評、冷戦リベラリズム、南部文学と精読の誕生(トランスパシフィックな国語教育と川端康成)
- 5 隠された「世界」を読む地政学的読解—帝国、インターナショナリズム、グローバリズム(米国フォーディズムのディストピア、あるいは、『すばらしい新世界』のエコノミー)
- 6 精神分析は普遍的なのか—「文学」「理論」「歴史」を内破させる「死の欲動」(キャサリン・マンスフィールド「至福」のフロイト的言語をめぐって)
- 7 ポストコロニアリズムは終わったのか—対位法の時空間(歴史を読む/サイードを読む)
「BOOKデータベース」 より