数理物理学の方法
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書誌事項
数理物理学の方法
(シュプリンガー数学クラシックス, 第26-27巻)
丸善出版, 2013.1-2019.9
- 上
- 下
- タイトル別名
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Methoden der mathematischen Physik
- タイトル読み
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スウリ ブツリガク ノ ホウホウ
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注記
原著第4版 (1993年) の翻訳
下巻には訳者高見穎郎の記載なし
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784621065259
内容説明
数学が物理学やその他の学問から乖離し、抽象化・緻密化の度合を強める傾向に対する憂慮をこめて書かれた本書は、ちょうど時代を同じくして生まれた量子力学の発展にまさに必要な数学的方法を物理学者に提供し、数学と自然科学との間に豊かな交流が実現しうることを劇的な形で証明する結果となった。情報・生物そして工学とも結び付きを広げる豊かな現代数理科学の発展の礎を築いた一冊として、理系院生・研究者をはじめとする多様な読者に勧められる。
目次
- 第1章 線形変換と2次形式の代数(線形方程式系と線形変換;線形パラメータを含む線形変換 ほか)
- 第2章 任意関数の級数展開問題(直交関数系;関数の集積原理 ほか)
- 第3章 線形積分方程式の理論(予備的考察;退化核に対するフレドホルムの定理 ほか)
- 第4章 変分法の基本(変分法の問題の立て方;直接解法への初歩 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784621304020
内容説明
1924年にドイツ語で第一巻初版が出版されて以来、物理数学を学ぶための代表的テキストとして長く読み継がれてきた歴史的名著の第4版(1993年)日本語訳。下巻は、固有値問題や境界値問題と変分法を中心に解説し、読者をスピーディに問題の本質へと導くその鮮やかな語り口によっておよそ一世紀を経たいまも古典としての輝きを燦然と放っている。当時、数学が物理学やその他の学問から乖離し、抽象化・緻密化の度合いを強める傾向に対する憂慮をこめて書かれた本書は、ちょうど時代を同じくして生まれた量子力学の発展にまさに必要な数学的方法を物理学者に提供し、数学と自然科学との間に豊かな交流が実現し得ることを劇的な形で証明する結果となった。今日、工学、情報学そして生物学などとも広く結び付いている豊かな現代数理科学の発展の礎を築いた一冊として、多様な読者に勧められる。
目次
- 第5章 数理物理学における振動および固有値問題(線形微分方程式についての予備的な注意;有限自由度の系 ほか)
- 第6章 変分法の固有値問題への応用(固有値の極値性;固有値の極値性の性質による一般的な結論 ほか)
- 第7章 固有値問題によって定義される特殊関数(2階線形微分方程式についての前置き;ベッセル関数 ほか)
- 第8章 変分法による境界値問題と固有値問題の解法(予備;第1種境界値問題 ほか)
「BOOKデータベース」 より