東アジア思想交流史 : 中国・日本・台湾を中心として

書誌事項

東アジア思想交流史 : 中国・日本・台湾を中心として

黄俊傑著 ; 藤井倫明, 水口幹記訳

岩波書店, 2013.1

タイトル別名

東アジア思想交流史 : 中国日本台湾を中心として

タイトル読み

ヒガシアジア シソウ コウリュウシ : チュウゴク・ニホン・タイワン オ チュウシン トシテ

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内容説明・目次

内容説明

東アジアとは何か?思想の相互依存関係から考える、文化的アイデンティティーの“異”と“同”。中国の儒学経典は、朝鮮儒学、江戸儒学、あるいは台湾の儒学にどのような作用・反作用を及ぼしたか。各国儒学者および知識人の内在論理に分け入り、東アジア各地の政治的・文化的アイデンティティーを明らかにする。

目次

  • 第1部 理論編(地域史としての東アジア交流史—問題意識と研究テーマ;東アジア文化交流史における「脱脈絡化」と「再脈絡化」—その現象と研究方法論上の問題)
  • 第2部 中日交流編(一八世紀東アジア儒学者の思想世界;中日文化交流史に見られる「自我」と「他者」—相互作用の四種の類型とその含意;中国儒家知識人の日本観—朱舜水と徐復觀とを比較して;中国儒家経典に見られる「中国」概念の意義と変容—近世日本及び現代台湾において)
  • 第3部 台日交流編(一九世紀末期の日本人の台湾論—上野専一、福沢諭吉と内藤湖南を中心に;二つの視野—戦後初期中国人の「光復返還経験」と日本政府の「終戦経験」)

「BOOKデータベース」 より

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