お伊勢参り : 江戸庶民の旅と信心
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書誌事項
お伊勢参り : 江戸庶民の旅と信心
(中公新書, 2206)
中央公論新社, 2013.2
- タイトル別名
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お伊勢参り : 江戸庶民の旅と信心
- タイトル読み
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オイセマイリ : エド ショミン ノ タビ ト シンジン
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注記
参考文献: p195-198
内容説明・目次
内容説明
千三百年以上の歴史をもつ「お伊勢さん」には、今なお全国から参詣客がやってくる。一般庶民の参詣が根付いた江戸時代、路銀いらずのおもてなし文化から、およそ六十年周期で発生した数百万規模の「おかげまいり」まで、日本中の庶民がいかにお伊勢参りに熱狂したかを、様々な史料が浮かび上がらせる。著者自身が、二十五年間にわたって実践したお伊勢参りの記録も収載した。街道の文化を再現する一冊。
目次
- 第1章 庶民の家出先として?(記録された家出事件;なぜ家出が続いたのか;お伊勢様の変遷)
- 第2章 江戸時代の庶民のお伊勢参り(井原西鶴が描いた伊勢;どのように民衆に定着したか;遠国からの参宮;『伊勢参宮献立道中記』)
- 第3章 数百万人のおかげまいり(おかげまいりとは;宝永のおかげまいり;明和のおかげまいり;文政のおかげまいり)
- 第4章 江戸時代の旅のなぞ(「道中」観の展開;旅人が見たもの;旅の費用はどれくらい;宿屋が果たした役割;街道には、駕篭も馬も)
- 第5章 歩く旅・現代—お伊勢参りを体験する(江戸時代の旅の復元;伊勢本街道を歩く;街道を歩いたら、人間が見えた)
「BOOKデータベース」 より