正書法のない日本語
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書誌事項
正書法のない日本語
(そうだったんだ!日本語 / 井上優 [ほか] 編)
岩波書店, 2013.4
- タイトル読み
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セイショホウ ノ ナイ ニホンゴ
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内容説明・目次
内容説明
正書法とは正しい書き方のこと。日本語にはそれがない。日本語を書くための文字として、漢字と二種類の仮名とがある。ある語は漢字で書くこともできるし、仮名で書くこともできる。あてられる漢字も一つとは限らない。だからつねに書き方には選択肢がある。現代は一つの語の書き方を一つにしぼろうとしている。しかし、『万葉集』以来、日本語の表記にはずっと多様性があった。表記を通してみた日本語の歴史。
目次
- 序章 日本語には正書法がない
- 第1章 漢字で日本語を書く
- 第2章 仮名で日本語を書く
- 第3章 仮名と漢字とで日本語を書く
- 第4章 明治期の日本語表記の多様性
- 第5章 現代日本語の表記
「BOOKデータベース」 より