その一言が余計です。 : 日本語の「正しさ」を問う

書誌事項

その一言が余計です。 : 日本語の「正しさ」を問う

山田敏弘著

(ちくま新書, 1012)

筑摩書房, 2013.5

タイトル別名

その一言が余計です : 日本語の正しさを問う

タイトル読み

ソノ ヒトコト ガ ヨケイ デス。 : ニホンゴ ノ「タダシサ」オ トウ

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内容説明・目次

内容説明

「まあ、がんばって」「全然おいしい」「書かさせていただきます」。こんなことばをつい使っていませんか?使う側には悪気はなくても、これらの表現には聞き手の気分を害する「余計な一言」が潜んでいます。では、聞き手はなぜ苛立つのでしょうか?文法的な違和感、談話におけるくいちがい、敬意の示し方と受け取り方のずれといった観点からその構造を解説し、ことばの正しさの本質に迫ります。

目次

  • 第1章 ほんの小さなひとことに人は傷ついて—ふだん気にとめない小さなことばに潜む「余計な一言」(「コーヒーで」とは何だ!;「おめでとうございました」で祝意も終わり? ほか)
  • 第2章 「…」って伝えたくて、あなたに伝えたくて—談話中、つい使ってしまう「余計な一言」(「全然おいしい」で霧の中;「食べられないわけじゃない」は「食べられる」ってわけじゃない ほか)
  • 第3章 もしも使えたなら、すてきなしあわせがあなたにも来る—敬語にまつわる「余計な一言」(二重敬語も謙譲語と尊敬語の混同も、みんな敬語を使おうとしている;「とんでもありません」はとんでもない? ほか)
  • 第4章 子どもの頃に使ったことばを道連れに—ことばで明るい未来を築くために(ファミコンことば狩りは大人げない;「まず最初に」から「チゲ鍋」まで ほか)

「BOOKデータベース」 より

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