戦う女、戦えない女 : 第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ
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書誌事項
戦う女、戦えない女 : 第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ
(レクチャー : 第一次世界大戦を考える)
人文書院, 2013.5
- タイトル別名
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戦う女戦えない女 : 第一次世界大戦期のジェンダーとセクシュアリティ
- タイトル読み
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タタカウ オンナ、タタカエナイ オンナ : ダイイチジ セカイ タイセンキ ノ ジェンダー ト セクシュアリティ
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注記
参考文献: p150-156
略年表: p161-162
内容説明・目次
内容説明
総力戦は同時に女性の社会進出もおしひろげた。戦えない性である女性は、愛国心をどう示したのか。カーキ・フィーバー、社会進出の象徴でもある制服への熱狂。大戦は女性をどう変えたのか、戦いのなかの女性を描き出す。愛国熱と制服フィーバーの時代。
目次
- はじめに(カーキ・フィーバー;大戦がひらいた世界;制服の時代;生産か生殖か)
- 第1章 戦いを鼓舞する女(募兵ポスターのなかの女性;白い羽運動)
- 第2章 ベルギーの凌辱(「ベルギーを忘れるな」;ブライス委員会報告;イーディス・カヴェル事件—ベルギーに散ったイギリス人看護婦)
- 第3章 愛国熱と戦争協力(女性参政権運動の休止;女性警察—統制か保護か;別居手当と妻の監視;女性農耕部隊—農村における労働代替)
- 第4章 「戦う」女たち(銃後の世界から戦場へ—女性ヴォランティア予備軍;陸軍女性補助部隊;性的スキャンダル;「越境する女」への批判;女性戦士か家庭の天使か;「越境する女」の自己意識)
- おわりに(セクシュアリティの戦争;大戦が変えたもの、変えなかったもの;「空」への扉)
「BOOKデータベース」 より