書誌事項

コミュニティを再考する

伊豫谷登士翁, 齋藤純一, 吉原直樹著

(平凡社新書, 689)

平凡社, 2013.6

タイトル別名

コミュニティを再考する

タイトル読み

コミュニティ オ サイコウ スル

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注記

コミュニティへの関心を深める19冊: p193-199

参考文献一覧: p200-203

内容説明・目次

内容説明

「コミュニティ」という言葉が急速に使われはじめている。しかし、私たちがコミュニティに期待する「つながり」や「絆」、「相互扶助」は、様々な社会的・政治的文脈にさらされ、手放しで喜べるものではなくなっている…。コミュニティの現在を問うことで、ポスト成長社会の課題を浮き彫りにする。政治哲学、経済学、社会学の分野からコミュニティ研究の新たな地平を切り開く!

目次

  • 第1章 政治哲学 コミュニティ再生の両義性—その政治的文脈(コミュニティへの関心の背景;コミュニティにはどんな意味が含まれているか;統治の再編とコミュニティ;コミュニティ再生をめぐる諸課題;コミュニティ再生のポテンシャル;二つのコミュニティの間)
  • 第2章 グローバリゼーション・経済 豊かさを共有できた時代の終焉(「共同体」の復権?;「ローカル」のグローバル化;いま格差/貧困の何が問題か;セーフティ・ネットは可能か)
  • 第3章 社会学 ポスト3・11の地層から—いまコミュニティを問うことの意味「コミュニティ・インフレーション」化する社会(災害ユートピアとショック・ドクトリンの間で;コミュニティ期待論/願望論とリベラル・ナショナリズム;コミュニティにおける「地域性」と「連帯性」;創発的はコミュニティの可能性;3.11後の「生活の協同」に向けて)
  • 鼎談 コミュニティ研究の射程と、現代への問いかけ(近代の捉え直し。コミュニティ論が浮上するわけ;ナショナリズムとコミュニティの相互関係;ナオリベラリズムとグローバリズムの影響;コミュニティは日本でどう論議されてきたか;コミュニティに資源を呼びこむことは?;地域運動の争点とは。それぞれのコミュニティの担い手;「あっったけど、なかった」論)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB12707032
  • ISBN
    • 9784582856897
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    203p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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