海辺の恋と日本人 : ひと夏の物語と近代
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海辺の恋と日本人 : ひと夏の物語と近代
(青弓社ライブラリー, 77)
青弓社, 2013.8
- タイトル読み
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ウミベ ノ コイ ト ニホンジン : ヒトナツ ノ モノガタリ ト キンダイ
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内容説明・目次
内容説明
近代以前は生活の場であり宗教的・医療的な行為がおこなわれていた海辺は、明治・大正期以降に海水浴の広がりとともにレジャーの楽園になり、男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後には「アメリカ」「太陽族」「湘南」「南国リゾート」などのブームを経て、多様なひと夏の物語を作り出してきている。海辺と恋愛の100年にわたる物語をたどり、海辺がもつ独特の引力を描く文化史。
目次
- 第1章 物語の発生—夏の海辺と出会い
- 第2章 明治後期の海辺の物語—口絵と演劇に見るイメージ
- 第3章 男たちの海辺—文学作品から感性を読む
- 第4章 映画・スポーツと“肉体”—大正期のまなざし
- 第5章 不良から太陽族へ—海辺と“アメリカ”
- 第6章 カリフォルニアと南の島—イメージとしての一九八〇年代
「BOOKデータベース」 より