書誌事項

SL機関士の太平洋戦争

椎橋俊之著

(筑摩選書, 0075)

筑摩書房, 2013.9

タイトル別名

SL機関士の太平洋戦争

タイトル読み

SL キカンシ ノ タイヘイヨウ センソウ

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注記

参考文献: p253-254

内容説明・目次

内容説明

戦前、SL機関士は少年たちの憧れの職業だった。しかし、機関士を目指し、機関区の門を叩いた少年に、太平洋戦争の過酷な試練が襲いかかった。練達の機関士が徴兵されて輸送現場を去ったあと、残されたのは二〇歳に手の届かぬ機関士、機関助士だった。過酷な戦時輸送の重い責務を、使命に燃える彼らはいかに果たしたか。当時の機関車乗りたちの実体験を、全国各地の乗務員OBを訪ねて丹念に取材し、貴重な証言の数々をつづった鉄道史実録。

目次

  • 序章 「戦争に勝てなかった責任を仕事で償う」
  • 第1章 機関士を目指した愛国少年たち—14歳で機関区の門を叩く
  • 第2章 機関士は死線をかいくぐった—危険に満ちた「銃後の守り」
  • 第3章 われら鉄道兵—戦地で鉄道を敷く鉄道連隊の戦い
  • 第4章 戦時輸送に散った命—山田線・豪雪の峠で起きた脱線転覆事故
  • 第5章 命をつないだ引揚げ輸送—ソ連軍の追撃下、樺太からの脱出
  • 第6章 混乱と無秩序のなかで—終戦直後を生きた機関士たち
  • 第7章 一刻も早く故郷へ、家族のもとへ—舞鶴からの引揚者輸送

「BOOKデータベース」 より

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