天才と異才の日本科学史 : 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

書誌事項

天才と異才の日本科学史 : 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡

後藤秀機著

ミネルヴァ書房, 2013.9

タイトル別名

天才と異才の日本科学史 : 開国からノーベル賞まで、一五〇年の軌跡

Scientific prodigies in Japan

天才と異才の日本科学史 : 開国からノーベル賞まで150年の軌跡

タイトル読み

テンサイ ト イサイ ノ ニホン カガクシ : カイコク カラ ノーベルショウ マデ 150ネン ノ キセキ

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注記

引用文献・参考文献: p379-385

日本科学略年表: p389-396

内容説明・目次

内容説明

幕末期の近代科学導入から、ノーベル賞受賞者一六人輩出に至るまでに発展した日本の科学は、どんな人たちによって築き上げられてきたのか?会津出身ながら湯川秀樹につながる日本の物理学をスタートさせた山川健次郎、国際レベルの加速器を作った仁科芳雄、戦時下で海洋生物学の研究に邁進した團勝磨・ジーン夫妻、筋肉収縮の機序を解明した江橋節郎…。戦争や国境を乗り越え、道を切り拓いてきた科学者たちの苦闘と歓喜の足跡から綴る、知られざる近現代日本科学史。

目次

  • 第1部 日本科学の夜明け(国家戦略と理科学;医者でもなく科学者でもなく;白虎隊を生き延び物理学者に)
  • 第2部 戦争と科学者(欧米から敬愛されたある日本人;戦争も国境も越えた人たち;野口英世を抱きしめて;二人でウニの卵見つめ)
  • 第3部 負けて輝く(慶應義塾大学医学部;京都 青い季節;敗戦国のエース;夢の原子力;穎慧出づるところ)
  • 第4部 医者対科学者(世界の筋肉研究をリードした江橋節郎;オワンクラゲはなぜ光るのか)
  • 第5部 日本人とノーベル賞(天才だってつらい;日本人四人がノーベル賞を同時受賞;ノーベル賞の先へ—フクシマを越えて)

「BOOKデータベース」 より

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