書誌事項

教養として読む現代文学

石原千秋著

(朝日選書, 909)

朝日新聞出版, 2013.10

タイトル読み

キョウヨウ トシテ ヨム ゲンダイ ブンガク

大学図書館所蔵 件 / 178

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p285-293

内容説明・目次

内容説明

文学は、私たちの「いま」を映す鏡である。太宰治『斜陽』から、三田誠広『僕って何』まで、「自己」と「性」というテーマを浮かびあがらせる10篇を通して、近代文学から現代文学への変容を捉える、新たな読みの試み。

目次

  • 第1章 もう一つの、敗北を抱きしめて—太宰治『斜陽』
  • 第2章 「作者」になるための物語—三島由紀夫『仮面の告白』
  • 第3章 「恋」を知らない恋人たち—大岡昇平『武蔵野夫人』
  • 第4章 「僕ら」とは誰か—大江健三郎『芽むしり仔撃ち』
  • 第5章 裏返された家族—安岡章太郎『海辺の光景』
  • 第6章 二つの身体—安部公房『砂の女』
  • 第7章 主婦になり損なった男—小島信夫『抱擁家族』
  • 第8章 「あなた」の向こう側—倉橋由美子『パルタイ』
  • 第9章 地図のない女—古井由吉『杳子』
  • 第10章 アイデンティティはもう古い?—三田誠広『僕って何』

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ